【from Editor】強さの秘密を探る(産経新聞)

 横綱朝青龍が2場所ぶり25度目の優勝を果たした大相撲初場所。千秋楽の翌朝、本紙スポーツ面の星取表をみていると、「モンゴ」の3文字がいくつも躍っていた。力士の出身地「モンゴル」を短く表現したもので、朝青龍、白鵬の両横綱をはじめ、大関日馬富士、小結鶴竜…。あまりに多いから試しに「モンゴ」を数えてみた。

 東方が4人、西方は8人。モンゴル出身力士は合わせて12人にも上った。初場所の幕内力士は42人だったから、モンゴル出身力士は3割弱を占めている。いつのまにか“巨大なモンゴル帝国”が角界に出現していた。

 体の大きさは日本人力士とさほど変わらないように見えるが、このところの大相撲はモンゴル出身力士ばかりが目立っている。強さの秘密はどこにあるのだろうか。13世紀に、一代でモンゴル遊牧民の諸部族を統一し、史上最大のモンゴル帝国を建国したチンギス・ハーンのDNAがモンゴル出身力士に受け継がれているためではないかと想像をふくらませてみる。

 日本では、力士や世界史で習うモンゴル帝国、チンギス・ハーンは広く知られ、モンゴルと聞けば、みな大草原を思い浮かべる。

 だが、多くの日本人がモンゴルの歴史や文化について触れる機会は少なく、あまり知られていない、というのが実情だろう。

 そんなモンゴルの歴史や騎馬遊牧民族の文化などを紹介する展覧会「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」が2日、東京・両国の江戸東京博物館で始まった。中国・内モンゴル博物院が所蔵する黄金のマスクや冠飾りといった一級文物(中国の国宝)54点を含む159点の品々が並ぶ。

 すでに大阪、名古屋などで開催されており、ごらんになった方もおられるだろうが、4月11日までの東京会場ではこれまで展示されなかった、2分の1のスケールで復元した投石機と4分の1サイズの宮帳(こうちょう)戦車も披露される。

 宮帳戦車はチンギス・ハーンが考案したとされ、大きな車輪の台車にモンゴルの住居である包(パオ)を載せ、20頭ほどの牛に引かせて戦場を移動した。包は敵の矢を防ぐ鉄板で覆い、包の上から兵士が敵に向かって一斉に矢を放ったという。まさに動く要塞(ようさい)だ。展示されているモデルが4倍に大きくなった姿を考えるだけでもワクワクしてくる。

 騎馬遊牧民族の歴史や文化に触れれば、モンゴル出身力士の強さの秘密が分かるかもしれない。(編集企画室長 遠藤一夫)

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 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は3日、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で刑事告発された小沢氏について容疑不十分で不起訴処分とする方針を決めた模様だ。同法違反容疑で逮捕した当時の事務担当者で同党衆院議員の石川知裕(36)ら3容疑者を拘置期限の4日に起訴し、小沢氏についても同日、併せて不起訴処分とするとみられる。

 他に起訴されるのは当時の会計責任者で公設第1秘書の大久保隆規(48)、石川議員の後任の事務担当者で元私設秘書の池田光智(32)両容疑者。小沢氏の関与について捜査してきた特捜部は3日、上級庁と協議。小沢氏が石川議員らに虚偽記載を指示し、石川議員らから虚偽記載について事前に詳細な報告を受け了承するなど、共謀関係立証に必要とされる明確な証拠がないと判断したとみられる。

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 羽生善治王将(39)に久保利明棋王(34)が挑む第59期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第2局は28日、栃木県大田原市のホテル花月で始まり、午後6時に羽生が41手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、消費は羽生4時間30分、久保3時間9分。29日午前9時、再開する。

 三間飛車で第1局を制した久保は本局で、4四歩と突かずに飛車を5筋へ振る「ゴキゲン中飛車」を採用した。羽生は2枚の銀を早めに前線へ繰り出す作戦で対抗する。

 羽生は2四歩(29手目)と戦端を開き、右側の銀を久保の銀にぶつけて交換。さらに桂を中央へ跳ね出し、強気に5三銀(39手目)と打ち込んだ。第1局と同様、1日目から激戦に突入した。

 解説の佐藤義則八段は「羽生王将が攻勢に立ち、久保棋王が自然な対応を続けています。羽生王将が工夫を凝らしたので、消費時間に差がつきました」と語った。【山村英樹】

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<横浜死傷事故>飲酒の容疑者、子供を病院へ連れていく途中(毎日新聞)

 横浜市緑区鴨居5の居酒屋「梧(あおぎり)」に軽乗用車が突っ込み、男性客3人が死傷した事故で、神奈川県警緑署は30日、自動車運転過失傷害容疑の現行犯で逮捕した同県大和市つきみ野2、保険代行業、小坂泰男容疑者(44)が「知人女性宅で飲酒後、発熱した女性の子供を病院に連れていくため運転した」と供述していることを明らかにした。

 同署によると、小坂容疑者は29日午後5時50分ごろ、居酒屋近くにある病院脇のコインパーキングで女性と子供を降ろし、バックで駐車しようとしたところ、看板にぶつかり、前進した際にブレーキとアクセルを踏み間違えて約40メートル暴走し県道(幅約6メートル)を横切って店に突っ込んだ。

 同署は31日、容疑を自動車運転過失致死傷に切り替え、道交法違反(酒気帯び運転)容疑と併せて送検する方針。一緒に酒を飲んでいた女性も同法違反(酒気帯び運転ほう助)の疑いで調べる。【高橋直純】

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銃弾?入り封筒、首相官邸と小沢氏事務所に郵送(読売新聞)

 東京都千代田区の首相官邸と衆院第1議員会館の小沢一郎・民主党幹事長の事務所に28日、いずれも銃弾とみられる金属弾入りの封筒が郵送されていたことがわかった。

 警視庁が脅迫容疑などで捜査している。

 同庁幹部によると、官邸に届いた封筒は鳩山首相あてで、同日午前、男性事務官が拳銃の実弾のようなものが入っているのを見つけた。消印は都内で、「死ね」などと書かれた紙が同封されていた。

 また、小沢幹事長事務所の関係者も茶封筒に入ったライフル銃の実弾のようなものを見つけた。はがきに「小沢を標的」と切り張りされた活字が確認されたという。

 同庁は、昨年12月25日〜今月26日、世田谷区の小沢幹事長宅などに金属弾が送り付けられた事件との関連を調べている。

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